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家庭教育コンサルティングとは? 家庭が「自走する」ための仕組みと支援の流れ

  • 2025/11/28
  • 2025/11/06

「子どもとどう関わればいいか分からない」「いつも同じパターンで怒ってしまう」「不登校や行き渋りが続いて、何をすればいいのか見えない」——。

こうした悩みを抱える親御さんは、決して少なくありません。情報はあふれているのに、自分の家庭にぴったり合う答えが見つからない。そんなもどかしさを感じていませんか?

家庭教育コンサルティングは、一般的な子育て講座や情報提供とは異なり、一家庭ごとの課題に寄り添い、「家庭が自分で走り出せる」状態を目指す伴走型の支援です。

この記事では、家庭教育コンサルティングとは何か、みちびきの支援の流れ、そしてどんな家庭に向いているのかを、わかりやすく解説します。

目次

    家庭教育コンサルティングとは?

    支援の定義・位置づけ

    家庭教育コンサルティングとは、家庭の教育力を高めるための個別支援サービスです。

    一般的な「家庭教育学級」や「子育て講座」が、広く知識を提供する”集合型支援”であるのに対し、家庭教育コンサルティングは一家庭ごとの状況を深く理解し、その家庭に合った具体的な改善策を一緒に設計・実行していく”個別対応型支援”です。

    一般的な支援との違い

    項目一般的な子育て支援(講座・セミナーなど)家庭教育コンサルティング
    形式集合型・情報提供型個別対応・伴走型
    内容一般論・知識の提供家庭ごとの課題分析と具体策
    期間単発〜数回継続的なフォローと改善サイクル
    ゴール知識を得る家庭が自走する仕組みを作る

    家庭教育コンサルティングは、知識を得るだけでなく、実際に家庭の中で変化を起こし、持続させることを目指します。

    なぜ”自走する家庭”が重要なのか

    家庭教育の本質は、親が永遠に子どもを支え続けることではなく、子どもが自分で考え、行動し、困難を乗り越える力を育てることです。

    そのためには、親自身が「どう関わるか」を理解し、試行錯誤しながら調整していく力——つまり家庭教育力が必要です。

    家庭教育コンサルティングでは、この家庭教育力を育てることで、支援者がいなくても家庭が自分で判断し、成長し続けられる状態を目指します。

    非認知能力との関連

    非認知能力(自己管理力、感情調整力、やり抜く力など)は、家庭での日常的なやりとりの中で育ちます。親の声かけ、習慣づくり、問題解決のプロセス——これらすべてが、子どもの非認知能力の土台になります。

    家庭が自走できるということは、子どもの非認知能力を日常的に育てられる環境が整っているということでもあるのです。

    みちびきのコンサルティングの流れ

    みちびきの家庭教育コンサルティングは、以下の4つのステップで進みます。

    1. 初回ヒアリング・家庭状況の可視化

    まずは、じっくりとお話を伺います。

    ヒアリング内容の例

    ● 現在の困りごと(不登校、行き渋り、親子関係の悩みなど)

    ● 家庭の日常(朝の様子、学校や習い事との関係、夜の過ごし方)

    ● これまで試した方法と、その結果

    ● 親御さん自身の気持ちや不安

    このヒアリングを通して、家庭の状況を”見える化”します。問題の本質がどこにあるのか、どこから手をつけるべきかを、一緒に整理していきます。

    2. 親子の「声かけ」「家庭内会話」「習慣づくり」の支援

    次に、日常の中で実践できる具体的な改善策を設計します。

    支援内容の例

    ● 声かけの言い換え
    「なんでできないの?」→「どうしたらできそう?」など、子どもが前向きになる言葉への変換

    ● 家庭内会話の質を上げる
    一方的な指示ではなく、子どもの意見を聞く対話のパターンを作る

    ● 習慣づくりの仕組み化
    朝の支度、宿題、就寝時間など、視覚化・ルーティン化で自律を促す

    これらは、すべてその家庭に合わせてカスタマイズされます。一般論ではなく、「この家族にとって、今、何が最適か」を一緒に考えます。

    3. 定期フォロー・モニタリング・改善サイクル

    実践を始めたら、定期的にフォローを行います。

    フォローの内容

    ● 試した方法がうまくいったか、どこで詰まったか

    ● 予想外の反応や変化があったか

    ● 次に試すべき調整は何か

    このサイクルを回すことで、「やってみる→振り返る→調整する」という改善の習慣が家庭に根付いていきます。

    子ども相手の話ですから、うまくいく時・いかない時は当然あります。それは親御さん側も同じです。それを一つ一つ紐解きながら、親御さんだけが頑張るシステムを適切な場面だけ頑張るという流れに変えていきます。

    4. 家庭が“自分で走り出せる”状態へ移行

    最終的には、支援者がいなくても、家庭が自分で判断し、調整できる状態を目指します。

    これは、親が完璧になることではありません。「困ったときにどう考えればいいか」「どこに助けを求めればいいか」を知っている状態——それが”自走”です。

    親自身が、家庭教育のプロフェッショナルとして成長していくこと。それが、家庭教育コンサルティングの最終ゴールです。

    一般的な支援とどう違う?

    知識提供型 vs 個別対応型

    一般的な子育て支援は、「こうすればうまくいく」という知識を提供します。しかし、どんなに良い知識でも、その家庭に合わなければ意味がありません。

    家庭教育コンサルティングは、知識を提供するだけでなく、その家庭に合った形で実践し、調整するプロセスを伴走する点が大きく異なります。

    即効的支援ではなく、「継続と成長」へフォーカス

    「すぐに問題を解決してほしい」——そう思う気持ちは、よく分かります。

    しかし、家庭教育の課題は、一朝一夕で解決するものではありません。長年積み重なった関係性のパターンや、子ども自身の成長ペースを無視して、短期間で変えようとすると、かえって反発や崩壊を招きます。

    家庭教育コンサルティングは、短期的な”解決”ではなく、長期的な”成長”を目指します。焦らず、着実に、家庭の中に新しい循環を作っていきます。

    非認知能力を軸にした支援設計

    みちびきの家庭教育コンサルティングでは、非認知能力(自己管理力、感情調整力、やり抜く力など)の育成を軸に支援を設計します。

    学力や成績だけでなく、「自分で考える力」「困難を乗り越える力」「人とつながる力」——これらの力を、日常の関わりの中で育てることを重視しています。

    なぜなら、これらの力こそが、子どもの人生を長期的に支えるものだからです。

    家庭教育コンサルティングが向いているご家庭とは?

    どんな家庭にも役立つ支援ですが、特に以下のような状況にある家庭には、大きな変化をもたらす可能性があります。

    不登校・母子登校・学校行き渋りを経験している家庭

    不登校や行き渋りは、単に「学校に行かせる」ことが解決策ではありません。その背景には、親子関係、家庭環境、子どもの特性、学校との関係など、さまざまな要因が絡み合っています。

    家庭教育コンサルティングでは、これらの要因を丁寧に整理し、家庭を安全基地として機能させながら、子どもが少しずつ前に進める環境を整える支援を行います。

    子どもとのやり取りに「いつも同じパターン」がある家庭

    「朝は必ず怒鳴ってしまう」「宿題のたびに喧嘩になる」「夜寝る前に毎日バトル」——。

    こうした”いつものパターン”は、親子双方にとってストレスであり、関係性を悪化させます。

    家庭教育コンサルティングでは、このパターンを可視化し、小さな変化から新しいパターンを作っていく支援を行います。

    親自身が「どう関わるか」に迷いを感じている家庭

    「厳しくすべき?優しくすべき?」「手を出しすぎ?見守りすぎ?」——。

    子育てには正解がなく、情報が多すぎて、かえって迷いが深まることがあります。

    家庭教育コンサルティングでは、その家庭の価値観や状況に合わせた”あなたの家庭の正解”を一緒に見つけていくプロセスを大切にしています。

    よくある質問(FAQ)

    A: 家庭の状況や目指すゴールによって異なりますが、目安としては3ヶ月〜6ヶ月です。

    最初の1〜2ヶ月で基本的な関わり方の変化を実感し、3〜6ヶ月で家庭が自走できる仕組みが整っていくイメージです。ただし、急がず、その家庭のペースに合わせて進めます。

    A: 支援形態は、オンライン(電話やメッセージなど)と訪問の2種類があります。

    🔴 オンライン支援:全国どこからでも受けられ、柔軟にスケジュール調整が可能

    🔴 訪問支援:実際の家庭の様子を見ながら、より具体的な支援が可能

    料金や詳細は、初回ヒアリング時にご説明いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。

    A: はい、支援可能です。

    むしろ、子どもが強く反発している状態こそ、親の関わり方を見直す重要なタイミングです。まずは親御さんへの支援から始め、家庭の土台を整えることで、子どもの変化を促していきます。

    子どもが直接支援を受けることを拒否していても、親の関わり方が変われば、子どもも変わります。

    A: 目安として、6~12ヶ月で基本的な自走の仕組みが整います。

    ただし、「完全に支援が不要になる」ことがゴールではありません。困ったときに相談できる関係性を保ちながら、徐々に頻度を減らしていく形が理想です。

    自転車に乗る練習と同じで、最初は支えが必要ですが、乗れるようになっても、たまに転びそうになることはあります。そのときに、ちょっと支えるような関係性が、長期的には最も安定します。

    まとめ

    家庭教育コンサルティングは、家庭を”支える”支援ではなく、“自走に導く”支援です。

    親も子どもも成長し続ける関係性を構築すること——それが、家庭教育の未来を作ります。

    一歩踏み出したとき、家庭の中に新しい循環が生まれます。

    「どう関わればいいか分からない」「同じパターンから抜け出せない」——そんな悩みを抱えているなら、まずは一度、お話を聞かせてください。

    あなたの家庭に合った”家庭教育の形”を、一緒に見つけていきましょう。

    みちびきの家庭教育コンサルティングに関するお問い合わせは、こちらから。

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    Profile

    佐藤 博

    佐藤 博家庭教育コーディネーター/
    代表カウンセラー(みちびき)

    15年間、不登校や母子登校のご家庭を訪問支援。子どもの「自分で社会とつながる力」を育む土台づくりに尽力。文科省協力者会議委員やいじめ対策委員も歴任。「傾聴で終わらせない、変化につながる関わり」が信念。お子さんへの直接支援に加え、ご家庭の課題を可視化し、親御さんと共に解決するスタイルが特長。家庭教育等の講演・研修も多数。「家庭からはじまる社会的自立支援」を推進します。

    鈴木 博美

    鈴木 博美家庭教育コーディネーター/
    統括ディレクター(みちびき)

    家庭教育アドバイザー・訪問カウンセラーとして9年間、不登校や親子関係に悩むご家庭を支援。2025年、支援10年目を迎えます。全国の家庭への直接支援を通し、親御さんとの対話で子どもの社会的自立をサポート。家庭内の会話や関わり方を可視化し、非認知能力を育む声かけや実践的なアドバイスで親子に伴走。保護者向けセミナーや講演も多数。「支援に迷う方こそ安心して相談できる存在」を目指し、家庭の再構築に丁寧に取り組みます。

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